皆さん、こんにちは!アルベロットユニのブログプロフェッショナルスタッフ、スタープラチナです。今回は、夜間作業や暗い場所での作業において、作業員の安全を確保するために不可欠な「高視認性安全服」について、高商事さんに詳しくお話を伺いました。皆さんの作業安全への理解を深める一助となれば幸いです。
高視認性安全服とは、その名の通り、高い視認性を持つ作業服のことです。夜間作業や薄暗い場所での作業において、車両や機械、または他の作業員からの視認性を高め、事故のリスクを低減することを目的としています。蛍光色(蛍光イエロー、蛍光オレンジ、レッドオレンジなど)の生地と、光を反射する反射材テープが組み合わされており、着用者をより目立たせることで、安全性を向上させます。
高視認性安全服には、世界的な規格が存在します。欧州のEN ISO 20471(旧EN471)やアメリカのANSIといった国際規格が最初に確立され、その後、国際標準化機構(ISO)のISO 20471として国際規格化されました。日本では、このISO規格がJIS規格として採用され、高速道路や空港関係などで着用が義務付けられています。作業員の安全を守るための、国際的な共通認識としてこれらの規格が定められています。
高視認性安全服には、危険度に応じた「クラス」分けがあります。
JIS規格に準拠した高視認性安全服以外にも、「ソフト高視認性(高視認性かぶれ)」と呼ばれる製品も存在します。これらは、JIS規格は取得していませんが、背中や袖口、前身頃などに反射材が配置されており、一般的な作業服に比べて高い視認性を確保できます。タカヤワークのTWシリーズやナイトナイトシリーズなどがこれに該当し、倉庫業や建設業など、JIS規格の義務がない現場で安全性を高めたい場合に適しています。
高視認性安全服は、JIS規格に準拠しているため、価格がやや高くなる傾向があります。しかし、その安全性は折り紙付きです。一方、JIS規格は不要だが、視認性を高めたいという場合は、TWシリーズやナイトナイトシリーズなどのソフト高視認性製品がおすすめです。作業環境や危険度に合わせて適切な高視認性安全服を選択することで、より安全な作業環境を実現することができます。
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