本日は、他メーカーの製品について話すために、ゲストとして桑和の長宗さんをお迎えしています。長宗さんは岡山県の方ですが、今回は特別に他社製品について率直な意見を伺います。
村上被服の今年の新作「PV333」はペルチェ式の冷却服です。着用した感想としては、まず冷却面が大きいため、特定の箇所だけでなく背中全体が冷たくなる感覚があり、そのメリットを強く感じられます。また、服自体の通気性が良く、従来の冷却服で感じられた暑苦しさがなく、非常に良い着心地であると評価されています。
PV333は、他社製品が金属製の冷却プレートを使用しているのに対し、セラミックを採用している点が大きな特徴です。これにより、金属アレルギーを持つ人でも安心して着用できるという点で高い評価を得ています。桑和の製品も優れていますが、村上被服のPV333は桑和よりも少し価格が安い傾向にあります。
村上被服のPV333は冷却素子が1つですが、その1つが非常に大きく、冷却性能は十分に高いと説明されています。一方、桑和の製品は4つのペルチェ素子を搭載しているモデルもあります。コストパフォーマンスに関しては、単純な比較は難しいものの、村上被服の製品も価格に対して優れた商品であると認識されています。村上被服にも4つのペルチェ素子を持つバージョンがあり、それらはSOWAの4つ素子モデルと同程度の価格帯のようです。
今回のレビューで取り上げられた製品は、村上被服のPV333ペルチェと、言及された桑和の13209ペルチェベストです。両社の製品にはそれぞれ特徴があり、特に村上被服のPV333はセラミック採用によるアレルギー対応と大きな冷却面が利点として挙げられました